猛暑の後は、秋バテに注意しましょう!( 令和1年9月号 )
秋バテとは
夏の暑さも少し和らぎ、朝晩は涼しく過ごしやすくなってきたはずなのに「体がだるい・やる気が出ない・食欲がない・眠りが浅い」などの症状でお困りの方は秋バテかもしれません。
夏場から秋口へ移行する時期、夏場の疲労を引きづって体力を消耗している場合や夏場の生活様式のまま体を冷やしすぎている場合に良くみられます。
この時期は自律神経の乱れから体温調整がうまくいかず・胃腸の働きや免疫力も低下し・精神的にも不安定になりがちです。
季節の変化に対応できるよう生活習慣を見直しましょう。
〖 規則正しい生活習慣により体内時計を調節 〗
皆さんのお体は約24時間の体内時計に従って体温や食欲・睡眠が調節されています。
しかし体内時計の24時間には誤差がありますので、毎日 起床時にカーテンを開け日光を浴びることで体内時計をリセットしておきましょう。
〖 適度な運動 〗
適度な運動は汗腺や血管を刺激し、自律神経系を調整してくれます。
息が上がらない程度の有酸素運動を行うことで、心身のバランスが調整されストレスの軽減や生活習慣病の予防にもつながります。
〖 入浴によ自律神経の安定化 〗
入浴する際のお湯の温度により交感神経・副交感神経のバランスが切り替わります。
体を深部まで温め夜眠りにつきやすくするために40℃~41℃のお湯に20分ほど浸かるのがお勧めです。(41℃以下の温度で副交感神経が優位になりリラックスしやすくなります)
〖 良質な睡眠 〗
睡眠1時間前にはTVや携帯など脳を刺激する行動は避けましょう。(良いイメージを連想することをお勧めします)
更衣は袖口が閉まっていないものをお勧めします。(お風呂で温まった体温が低下することにより眠りにつきやすくなります)
睡眠時間は睡眠の深さにより個人差はございますがますが7時間半がお勧めです。
〖 衣類による体温調整 〗
日中の気温は高い日もありますが、朝晩は涼しくなってきております。外出する際は薄手のものを一枚用意しておくとよいかと思います。
〖 体を冷やす食事から体を温める食事への切り替え 〗
体を温めてくれる季節の食べ物や根菜類などで内臓機能を高めておくことをお勧めします。